2024年5月8日から10日にかけて、東京ビッグサイトにて開催された、「第15回 EDIX(教育総合展)東京」(主催:RX Japan)に出展いたしました。
弊社ブースにお越しいただいた皆様に、心より御礼申し上げます。
本展示会では、弊社の新サービスとして生成AIをより安全に活用するためのチャットボットシステム「スマートアシスト」を公開いたしました。
2022年にOpenAIによってChatGPTがローンチされて以降、各業界・個人における生成AIの活用は急速に拡大しております。
弊社は2023年度より埼玉県和光市教育委員会と協定を締結して以降、市内の小・中学校に出向いて教育現場への生成AIの活用についてディスカッションを重ねてまいりました。
ディスカッションを通じて、教員からは生成AIの活用に関してさまざまな意見が上がりました。
「生成AIに訊ねても、思っているような回答が返ってこない」
「生成AIは知っているが、どう活用したらよいかがわからない」
「セキュリティへの懸念から活用に踏み切れない」
生成AIの活用によって教育の質の向上や働き方改革を図るためには、一部の教員のみが個人で生成AIを活用している状況から、全ての教員が同じように生成AIを活用できる基盤を整備する必要があります。
全ての教員が等しく生成AIによって業務の効率化を達成するには、誰もがスマートに生成AIを活用できるようなアシストが必要である――
現場から直接汲み取った意見から生まれた、「スマートアシスト」の開発理念です。
・生成AIから適切な回答を得ることができる質問テンプレートを予め作成し、指定する組織間でのみ共有できる。
・生成AIに入力内容を学習させないことでセキュリティを担保する。
スマートアシストが有する上記の機能は、教育現場における生成AI導入のハードルを下げ、より高品質かつ効率的な生成AIの活用体験を得ることを容易にします。
展示会ではスマートアシストの説明に加えて、生成AIの導入に関するセミナーをブース内で実施いたしました。
弊社の展示には多くの教育関係者に足をお運びいただき、改めて昨今の教育現場における生成AIに寄せられる関心の高まりを感じております。
展示会ではスマートアシストの他にも弊社ソリューションとしてSmooth Path Online(インターネット出願システム)、AreaChat(閉域コミュニケーションツール)をご紹介させていただきました。
Smooth Path Onlineは2023年度より新たな大学への導入が開始され、引き続き導入を拡大しております。
教育現場におけるDXの推進が進む中、生成AIが活用される場面はますます増加すると考えられます。
今後も弊社は、教育分野、さらには自治体全般においてAIやインターネット技術を活用した教育の質の向上と効率化を目指し、さらなる展開と改善に取り組んでまいります。
ご意見やご質問がございましたら、お気軽に以下の弊社ホームページよりお問い合わせください。